PORTFOLIO #079

forest on the windows

敷地面積
309.17㎡ / 93.52坪
建築面積
39.75㎡ / 12.02坪

いつも笑い合い、楽しい会話が弾む夫婦の姿に思い描いたのは、どこにいてもお互いの声が響き渡るモリノイエ。お互いをそばに感じられるちょうどいい空間と吹き抜けの開放感、大きな窓が縁取る森の風景に、自然の移ろいをゆったり感じながら、夫婦二人と愛猫の時間が味わい深いものになることを願って。

敷地面積
309.17㎡ / 93.52坪
建築面積
39.75㎡ / 12.02坪

(左)2階、ベッドルームから窓を見る。象徴的な切妻屋根に覆われた三角の勾配天井には、大きな窓から注ぐ森の光が広がる。森に包まれるような外とのつながりと吹き抜けが、空間全体に開放感を与えた。
(右)2階、大開口からベッドルームを見る。2枚の窓が縁取る森の色彩は、まるで絵画のよう。フレームに収めるために、窓の位置は施工現場で調整した。天窓から降り注ぐ朝日に目を覚まし、鳥たちと同じ目線で1日の始まりを迎える。

(左)1階ダイニングキッチンから見るエントランス。マッドルームのエントランスには薪ストーブを配置。フラットにつながるマッドルームが内外をゾーニングし、省スペースと機能性を実現。
(右)エントランスからダイニングを見る。コンパクトな空間でありながら、自然光を取り込む窓を吹き抜けにしつらえたことで、森の中にダイニングがあるようなありさまに。

2階廊下から見下ろすダイニング。2階へ続く愛猫用のステップと無垢の床が生む直線。夫婦が選んだテーブルと椅子の曲線。空間全体にバランスが生まれた。

(左)外からリビングの窓を見る。角に窓を切り開くことで、森へと広がる開放感が生まれる。
(右)建て主が選んだブルーのタイルに、森の光が映り込むシャワールーム。2階の鳥の視線とは対照的に、大地の視線が森へ抜ける。そこに広がるのは、力強く立つ木の幹と瑞々しい深緑の苔。

ファサードは、ファーストスケッチの発想を元に設計。切妻屋根の急勾配がモダンな印象を与え、バランスの取れた小さくて愛らしい佇まいに。接道面に対してレベル差のある高台に建てたことで、正面窓からの視線は森へ抜ける。
コンパクトでありながら大きな窓が自然と調和したモリノイエは、夫婦二人で暮らすちょうどいい広さをかなえ、お互いの声が響き渡るようなミニマルな森暮らしに。かけがえのないひとときが積み重なっていく。