PORTFOLIO #078

Grandpa Yard

敷地面積
982.41㎡ / 297.18坪
建築面積
68.73㎡ / 20.79坪

「尊敬する祖父から受け継いだ別荘。幼い頃はよく、ここの庭で遊んだものです」———そんな建て主のかつての思い出が残る、南北の庭を臨むモリノイエ。西へ上る片流れ屋根の下、間仕切り一つなく、1.5階のベッドルームへとつながる家族の居場所。いつまでも、家族の時間が明るく、楽しい記憶となるように。

敷地面積
982.41㎡ / 297.18坪
建築面積
68.73㎡ / 20.79坪

リビングから南の庭を見る。ウッドデッキの庇がほどよく光を遮り、南の庭に広がる緑の光をモリノイエに取り込む。さらに、ダイニングとつながるウッドデッキは、縁側としての役割も。ここに座りながら、ダイニングでくつろぎながら、庭で遊ぶ子どもたちの様子をいつでもそばに眺めることができる。

南の庭からリビングを見る。南から北へダイニングを抜ける風の通り道。窓に縁取られた森は風にゆれ、心地よい空気がモリノイエを抜けていく。

(左)ダイニングキッチンから見る1.5階のベッドルーム。東から西へ斜めに上がっていく勾配天井が、高所の窓からの光を拡散し、空間全体に明るさと奥行きをもたらす。片流れの一つ屋根の下、高低差が空間を仕切ることで、どこにいても家族の気配を感じられるおおらかなワンルームに。
(右)西側の光を取り込むステンドグラスの小窓は、建て主の手作り。家族の思い出として象徴的に飾られ、視線が遠くへ抜ける役割にもなっている。

1.5階のベッドルームからダイニングを見る。壁による間仕切りがなく、どこにいても、家族がひとつになれる。

時を経て、森に調和する木板の外壁と光を反射する白い軒裏。黒と白のコントラストは、モダンな印象を与える。

北の庭から見る外観。ソリッドな片流れの屋根が、深緑の森の美しさを引き立てる。

接道面から外観を見る。1.5階の下は駐車場となり、高低差を活かしたミニマルなモリノイエ。
床を地上から1mほど上げて風通しを確保すると同時に、軽井沢特有の湿気を防ぎ、積雪対策をかなえている。