PORTFOLIO #061

Happy Memories

敷地面積
902.95㎡ / 273.14坪
建築面積
80.89㎡ / 24.47坪

家族や知人と囲む幸せな食卓

建て主家族が毎夏訪れてきた思い出の地。元の別荘を建て替えたモリノイエは、南に開いたおおらかなワンルームをしつらえたことで、森の緑光を取り込み、いっそう明るい空間となった。家の中にいることを忘れさせるほど、雄大な自然のありさまが広がるプレイベートなウッドデッキからの眺望は、森暮らしに憩いを与える。料理好きの建て主は、家族や知人を招いて、かつての思い出とともに、この地でさらなる幸せなひとときをおくっている。

敷地面積
902.95㎡ / 273.14坪
建築面積
80.89㎡ / 24.47坪

リビングとダイニングの役割が、家具のレイアウトによってゆるやかにゾーニングされたおおらかなワンルーム。南のウッドデッキへとつながる窓の上部に、採光窓をしつらえたことで、森の光が天井を照らし、シームレスに室内を照らす。

台形の天井とクリーム色の壁面が、光をやわらかく広げる機能を果たす。居住空間と「通り土間」を隔てた壁を切り抜いたことで、家全体にエンドレスな抜け感が生まれた。

エントランスから南北につながる「通り土間」のスペースは、作業台と道具類を収納するロフトをしつらえた小ガレージ。
夏の涼風が抜けるこの空間で、多趣味な建て主は、支度を整える。

シンクを覆ったシンプルなアイランドキッチンと、壁側に配したコンロや食器棚に、十分な収納と調理スペースをもうけたことで、空間全体が整然とした印象に。
お引渡し後に、料理好きの建て主がアクアパッツァとワインを振舞ってくれたことは、このモリノイエの大切な思い出である。

軽井沢の自然に敬意を払い、束の間、鬱蒼とした森を切り拓いた。広葉樹の芽が出てくるのを楽しみに待つ。南の明るい陽射しは、人の暮らしを豊かにする。

傾斜の木々にプライベートを守られた、浮遊感のある「ウッドデッキ展望台」。朝には珈琲を、夜の静寂にはグラスを傾ける特別な居場所。