MORINOIE STORY #

軽井沢の森に移住した母のもとへ、
週末の森暮らし。

2018.10.12

「鳥の声とともに朝を迎えて、
菜園で太陽の恵みを浴びた野菜に手を添える。
そんな毎日」

都会での仕事や暮らしを終えて70歳を前に、軽井沢の森に移住した横内さん。鳥の声とともに朝を迎えて、菜園で太陽の恵みを浴びた野菜に手を添える毎日。野鳥の子育てを観察し、趣味の機織りを愉しみ、プールや温泉に出かけることもあります。そんな軽井沢での森暮らしを振り返り、横内さんはこう話します。
 
“若い頃は海外に住んでいたこともありました。だけど、今はここが一番。動物や植物の成長を感じられる暮らしが、毎日を変えました。”

庭の木にそっと置いた巣箱から聞こえてくる鳥たちの声。丁寧に手入れをしてきた菜園の水々しい野菜。自然の小さな変化をそばに感じる生活が、横内さんの元気の源になっています。そして、そんな横内さんの暮らしぶりを訪ねて、都会に暮らす息子さん夫婦も、週末の森暮らしを愉しんでいます。
 
“私たちは月に数回、母のもとへ遊びに来ています。金曜日に東京での仕事を終えて、夜には軽井沢の森へ。翌朝から山登りやサイクリング、冬にはスキーに出かけることもあります。
 
ここの空気は、やっぱり気持ちがいいですね。日々の仕事の活力をもらっているように感じます。“

定年後にはこのモリノイエに移り住むことを予定している二人。家族がひとつになる食卓を想いながら、おいしい野菜を育む横内さんにとっても、嬉しい未来がここにはありました。

「いろんな人が集まるサロンのような場所にしたい」

大好きな作家作品を並べたアートギャラリーをもつこのモリノイエは、「人が集まるサロンのような場所にしたい」という横内さんの想いからはじまりました。土地選びは息子さん夫婦も付き添い、理想の森暮らしを叶える場所をみんなで探しました。
 
そうして出会ったこの土地の決め手は、「豊かな自然」と「バスや自転車で買い物に行ける環境」が整っていることでした。車を運転しない横内さんにとって、また横内さんのもとを訪れる知人や友人にとって、ちょうどいい森暮らしを叶えてくれる土地だったのです。

そこからモリノイエの設計では、母と息子さん夫婦をひとつにする「家族のちょうどいい距離」を保つために、居住スペースをゆるやかにつなぐ屋根付きのウッドデッキを発想。風の通り道でもある半屋外のウッドデッキを設けたことで、家族が行き交い、夕涼みやバーベキューを愉しむみんなの居場所となりました。
 
“ モリノイエから眺める四季の変化は、都会では味わえないものでした。”
 
と話す息子さん夫婦に続けて、横内さんもうっとりとした笑顔で言います。
 
“ここが一番ね。”
 
横内さんが思い描いてきたのは、鳥やアート、自然の恵みを浴びた菜園に囲まれた暮らし。そして、家族とのかけがえのない時間。軽井沢の森暮らしが夢を叶えました。

横内邸
「ソムニ」と名付けられたアートギャラリーを併設する住まい。「ソムニ」はカタルーニア語で「夢」という意味。まさに、横内さんと息子さん夫婦の夢が詰まった邸宅です。