森の週末映画館017「スタンド・バイ・ミー」

2018.06.15

モリノイエ編集室

映画のワンシーンは
過去と未来に書き残された手紙のように、
大切な何かを教えてくれる。
 
モリノイエで観たい映画を
マイペースで紹介していく「森の週末映画館」。
どうぞお楽しみに。

017「スタンド・バイ・ミー」

原題:Stand by Me
公開:1986年
出演:ウィル・ウィートン / リヴァー・フェニックス 他
監督:ロブ・ライナー
 
1950年代末のオレゴン州。小さな町キャッスルロックに住む4人の少年が、好奇心から線路づたいに、あるものを探しに旅に出る、ひと夏の冒険。

「枝葉をかき分け
森を旅する、真夏を思い 」

6月、梅雨の森暮らし。お昼のドライブ、夕暮れどきの温泉を済ませたら、さあ、ソファに身を委ねて、ウィスキーをロックで。そんな夜に、真夏の森を待ち遠しくさせる本作を観るのは、いかがでしょう。
 

少年4人のひと夏の冒険。木の上に組み上げた秘密基地、大人に内緒でふかすタバコ。大げさな荷物は置いて、寝袋とちょっとの護身用、ポケットにコインを携えて、はじまる冒険。こんなに無垢で愉しいことは、思いの外、大人になってからは億劫になっているもの。
 
でも、彼らの冒険は教えてくれます。思うがままに、愉しいと思う方へただ身を任せてみれば、思いもよらない愉しみが待っているのだと。
 
そして、今年こそは初めてのトレッキングにでも挑戦してみようかなと、あなたの真夏の軽井沢計画が、はじまることでしょう。B.E.Kingの「Stand by me」に心を躍らせて。
 
大人になっても、予定調和を外れて、経験したことのないものごとに触れてみるのは、いつかの何かの伏線になるはず。少年心をポケットに、今年の森暮らしをどんな風に味わってみようか。雨降りの森で、家にこもり、あなただけの憩いと初体験をゆっくり思い描く夜に、本作をぜひ。
 
それでは、また。
素敵な週末を。