森の週末映画館 004「ニュー・シネマ・パラダイス」

2017.09.15

モリノイエ編集室

004「ニュー・シネマ・パラダイス 」

原題:Nuovo Cinema Paradiso
1988年
出演:フィリップ・ノワレ / ジャック・ペラン / サルヴァトーレ・カシオ 他
監督:ジョゼッペ・トルナトーレ
 
舞台は、第二次世界大戦中、シチリア島の小さな村にある映画館「パラダイス座」。親の目を盗んではここに通いつめていた少年トトは、映画に魅了され、何度も映写室へ忍び込み、次第に映写技師のアルフレードと心を通わせていく。そんなある日、映画館が火事になり、フィルムを救い出そうとしたアルフレードは火傷で視力を失ってしまう。そんな彼に代わり、新しく建て直された「新パラダイス座」で映写機を回すようになったのが、トトだった。しかし、戦争が激化し、軍隊に徴兵されることに。
 
そして、年月が過ぎ、除隊したトトが村に帰ってくると、そこには別の映写技師が。肩を落とすトトに、アルフレードはこう告げる。「人生は映画とは違うんだ。人生はもっと厳しいものだ」と。その言葉に背中を押されたトトは、ローマへと旅立つことに。
 
やがて、映画監督として成功を収めたトトの元に、アルフレードの訃報が届く。そして、映画に夢中だった少年時代を懐古しつつ、30年ぶりにシチリアに帰ったトトは、アルフレードが残したあるものを渡されることに……。
 
世界中から喝采を浴び、数々の賞を手にした感動映画の金字塔。

「友情のかたち」

トトに映画を撮る才能があることを見抜いていたアルフレードは、いつまでも映写機の世界で満足していてはいけない、もっと広い世界を見るのだと、トトに別れを告げるのでした。かくして、ローマに渡り、映画監督としての道を歩んだトト。そして月日が流れ、映画監督として成功を収めたトトがシチリアへ戻ると、今は亡きアルフレードが残した映像を渡されるのでした。そこに映し出されたものは......。
 
人生の大切な時間を共に過ごしたトトとアルフレード。背中を押してくれた一言。心あたたまるワンシーンの数々に、涙が止まらない感動の傑作。時間を忘れて観たい、オススメの一作です。
 
それでは、また。
素敵な週末を。