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モリノイエの本棚003「猪熊弦一郎のおもちゃ箱」

めぐりめぐって
いつの日からか本棚に並んだ本。

毎日どこかを旅するわけではないけれど
流されることなく、ずっとそこにいて
ときどき大切なメッセージを届けてくれる。

そんな一冊を
モリノイエの本棚から。

あなたの楽しい「都会暮らし、森暮らし」が
もっと楽しくなるように。


モリノイエの本棚003
「猪熊弦一郎のおもちゃ箱」



「画家は自分のすきなもの、愛しているものを
よく絵にかくんです。
愛しているところに美があるからなんです。
愛情と美は はなれることができません。」(猪熊弦一郎)

ーーーこんな言葉からはじまる、画家・猪熊弦一郎の物語作品集。
90歳まで絵を描き続け、NYやハワイでも活躍していたこと。パリでマティスに師事していたこと。
三越のあの包装紙をデザインしたこと。イームズ夫妻から日本で最初のイームズチェアをもらったことなど……。
たのしい作品、世界中で集めた愛するもの、アトリエの様子などの写真とともに、“いのくまさん”の半生を巡る一冊。

道に転がる石も、古びた瓶も、
自然の流れとともに美しさを成したものすべてを、愛してやまなかったいのくまさん。
その眼に映っていた世界を垣間見れば、現実に散りばめられたささやかな美しさにも、感動をおぼえることになるでしょう。


発行:2018年
監修:丸亀市猪熊弦一郎現代美術館 / 公益財団法人ミモカ美術振興財団
発行元:小学館
文:小宮山さくら

PHOTO & TEXT:モリノイエ編集室